第57回「おいしい給食に向け私たちが連携を」

山口県萩市立椿東小学校 栄養教諭・三島京子

山口県では、11月20、21日に全国学校給食研究協議大会が開催され、全国の学校給食関係者の皆様に御参加いただきました。その大会において、山口県学校栄養士会は、来県された皆様を「おもてなし」の心でお迎えするように努めました。そして何より、「山口県のよさを知っていただきたい」ということから、学校給食の現状、食育の取組等の紹介をさせていただきました。

基本は「おいしい給食」

山口県は、瀬戸内海、日本海そして、中国山地から四季折々にもたらされる海山の食材が豊かな県です。その食材を活用して、日々の学校給食を行っております。大会のお弁当にも県のオリジナルブランドを盛り込み、県内の郷土料理の紹介や観光、歴史にも関係したお品書きをお届けしました。
今大会の副題は、「食から始まる子供の元気」でした。特別講演の講師である山口県出身の菊田あや子氏も、最近の子供の食の現状を訴えられました。各分科会でも熱心な研究協議が行われましたが、その内容の基は「食」であり、「学校給食」、しかも「おいしい給食」でなければならないという認識で一致しました。

県産食材100%の取り組み

それでは、「おいしい給食」とはどのような給食でしょうか。
私たちは、県内産物を学校給食に積極的に取り入れるように心がけています。その利用率は60%近くとなり、昨年度からは、「山口県産食材100%」の取り組みを行っています。その実施の過程では、生産者や流通業者はもちろん調理関係者等、多くの人の連携を必要とします。そして、実際に子供に知らせ、指導に生かして行くためには、さらに内容や意図を伝えることが必要となります。

子供の姿から元気をもらう

子供が給食を「おいしい」と残さず食べる姿は、私が子供から元気をもらう時です。また、残すまいと一生懸命食べている姿は、子供自身が元気にむけてがんばっている姿だと思います。その姿を見ながら、私たち学校給食に関わる者が「おいしい給食」に向けて連携し、つながっていく必要を感じます。
私の勤務校では、検食を終えた校長が、調理員の休憩時間に直接、検食簿を持参してくれます。「おいしかったよ!」の一言は、本当にうれしく元気になります。

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