第71回「給食週間に『はし1グランプリ』」

北海道札幌市立平岸高台小学校 栄養教諭・雲雀馨

全国学校給食週間は、毎年1月24日~30日です。札幌では、勤労感謝の日がある11月や札幌の学校給食が開始された2月に行うところもあります。本校は今年度、もう一校の学校行事等を考慮し1月21日~27日に行いました。

本校の給食週間イベント

リクエスト給食や調理室の仕事をビデオで紹介するなどの取り組みのほかに、「はし1グランプリ」を給食委員会主催で毎年行っています。
「はし1グランプリ」とは、小豆の豆つかみゲームです。5人1チームで、30秒間に小豆を箸でつまんで、皿に移します。各学級から2チームを選出して、全校でのトーナメント戦です。学年に応じて、ハンディを作りました。「すくってはいけない」「はしを短くもってはいけない」など、ルールも委員会で決めました。

準備の段階から盛り上がり

はし1グランプリの当日は大変盛り上がりました。このイベントは、前任の栄養教諭からの取り組みでしたから、私は初めてだったので、この盛り上がりには驚きました。
2学期に各学級で、選手を決めるためにはし使いを練習し、予選会を行っているところもありました。選手が決まってからは、昨年度優勝の5年生や準優勝だった4年生、最後のチャンスの6年生も、クラスの応援を受け、本番まで練習に励んでいたようです。

家庭にまで啓発の効果

1学期に2年生の学級活動で「はし名人になろう」の授業を行いました。保護者からは「今まで家庭で声掛けしてもなかなか直らなかったのに、学校での授業のおかげで正しいはしの持ち方ができるようになりました」とお礼の言葉をいただきました。授業で取り組むことは、家庭への啓発にもなり、子どもたちの育ちにつながります。このこともあり、今年度はたくさん練習した2年生が見事優勝しました。
選手になれなかった児童や、負けた高学年の選手も「来年こそは」と、さらに練習すると言っていたので、正しいはしの持ち方、使い方が、子どもたち同士で交流し、上手になっていくと思います。

楽しめるイベントもおすすめ

大豆より小さい小豆を、30秒の間にはしでいくつつまんで、皿に移すことができますか。私たちもこんな機会にチャレンジしてみるのも、教材研究になるのではないかと思います。給食週間では、食の大切さや感謝の心を育む授業などと一緒に、楽しめるイベントの一つとしていかがでしょうか。これからも、多くの先輩方から教えてもらったり、仲間と研究したり、がんばっていきましょう。

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