「給食だより」は子どもや家庭への、食育指導の強力なツールです。各地で学校栄養士(栄養教諭)の皆さんがアイデアと工夫をこらして発行されている「給食だより」をご紹介します。掲載した給食だよりは、PDF(*)で閲覧でき、A4用紙で印刷もできます。
* Adobe® Reader®(無料)が必要です(最新バージョンのAdobe Readerのダウンロードからダウンロードしてお使いください)。

宮城県多賀城市立学校給食センター 学校栄養職員・峯岸多加子先生
食育だよりを作成するようになったのは、平成22年4月からで、年間4回を目標にしています。児童生徒を通して家庭に配布するのはもちろんですが、多賀城市内の方にも読んでもらっています。各行政区の班単位に回覧をお願いしています。季節の話題や給食のレシピ紹介等を載せています。
石川県金沢市立小立野小学校 栄養教諭・端保千春先生
本校では、食に関する指導年間計画に基づき食育を進めています。食育だよりには、学校での給食や食育の様子、月目標に基づいた食事や栄養に関する情報を掲載しています。月一回発行のお便りのほか、学校で学習した内容をお家の人といっしょに振り返り実践できるよう、学習後タイムリーに発行しているものもあります。今回の食育だよりは、金沢の伝統野菜である「加賀野菜」を使った献立を考える学習の様子を載せてあります。
千葉県船橋市立宮本中学校 栄養教諭・渡邉紋子先生
おたよりは、「給食室」と「子どもたち」だけでなく、「家庭・地域」「教職員」それぞれをつなぐ大切な架け橋。できるだけ、学校生活の中の「食の現実」に沿った内容で、読む人の身に迫るように!「へえ〜!」と言わせられるように!と思って作っています。表面に掲げたテーマを実践できるようなレシピを、裏面に掲載しています。
東京都練馬区立八坂中学校 栄養教諭・飯島敬子先生
今、学校で取り組もうとしている食育とは、教科指導等で得た食に関する知識、興味・関心を、意図的に学校給食の時間につなげ、体験を通して実践力を育み、望ましい食習慣の形成につなげていこうというもの。給食だよりは、学校で行っている食育を、家庭・地域に伝え、連携して効果的に食育を推進するために作成しています。
東京都渋谷区立神宮前小学校 学校栄養職員・林和江先生
「ランチタイム」という名前は、ホッとするところがいいので、前任の栄養士が使っていたものをそのまま引き継ぎました。給食だよりは、保護者対象に月一回発行しています。内容は、①食育の年間計画に基づいたもの、②児童の様子、③献立の紹介、④時事にあった情報などです。内容を精選しきれないところが悩みの種です。
千葉県市川市立稲越小学校 学校栄養職員・森永春美先生
本校では平成22年度野菜の残菜8%以下をめざし取り組み、10月以降5%未満と大変良く食べました。そこで、今年度は月1回食育の日(19日)を残菜0の日と位置づけ全校で取り組んでいます。ちなみに、6月は1%でした。また、図書委員会と連携した献立や、魚の食べ方コンテストを実施するなど、小規模校の特色をフルに発揮し、元気がでる給食を目指しています。
東京都小平市立小平第六小学校 栄養教諭・白井ひで子先生
5月は「給食集会」で全校を対象に「バランスの良い食事」について取り組みました。主食+主菜+副菜が揃った食事がバランスの良い食事になることを説明して、全校児童に「赤・黄・緑」のカードを持たせ、主食の料理が黄色、主菜の料理は赤、副菜の料理は緑のカードを上げてもらうといった内容です。そのカードと一緒にこのおたよりを持ち帰らせて、家庭への啓蒙を図りました。
東京都中野区立多田小学校 学校栄養職員・平野直美先生
食育に関することの他に前月の給食の様子や、本校での特色である地産地消・東京育ちのコーナーがあります。保護者の関心も深く、PTA誌が取材して掲載したり、PTA主催のイベントでも地産野菜の「すいとん」を作ったりするようになりました。給食を生きた教材として家庭に情報発信することにより、食育に繋げてほしいと願っています。
※ランチタイムズ(給食・食育だより)は異動しても使っている名前です。
東京都大田区立池上小学校 学校栄養職員・太朗良一枝先生
家庭の食卓を食育の実践の場と捉え、給食だよりを発行しています。今年度は「ステキな人になろう」を目標に、「食事のマナー」をシリーズで発信しました。本号は震災直後の発行であり、3月11日の震災の被災地が産地のひとつでもありました。「(給)食」を通じて、より身近なこととして深く考えるためにコメントも加えました。
神奈川県川崎市立王禅寺中央小学校 栄養教諭・加藤栄子先生
本校は児童の実態から、「なんでも食べられる元気な子」を食育目標として、食に関する指導を進めています。ぱくぱくだよりでは、本校の食育を理解してもらうために、授業や行事活動、給食の献立、旬の食品、地域の産物などをとりあげ、家庭への啓発に努めています。今回は、日本の伝統食でもある味噌作りを紹介しています。
東京都足立区立綾瀬小学校 学校栄養職員・吉澤厚子先生
給食時に発行している「ランチつうしん」の裏面には、子どもたちが感想を記入できるようになっており、毎回たくさんの返事が届けられています。その感想は、毎月の「給食だより」の裏面に紹介しています。また、地域や家庭の方々との連携を深められるよう、本校のホームページで毎日の給食や給食だよりを掲載しています。今後も子どもたちが食を楽しみ、食を通じて健康に過ごすことができるよう、先生方と協力して食育を進めていきたいと思います。
昭和女子大学付属昭和小学校 学校栄養職員・細谷純子先生
本校では毎月一回、給食など食生活について、多くの児童が関心をもつように給食だよりを発行しています。特に4月号では、厨房の様子をイラストにして紹介しました。また、今年度の学校目標「自分でできることは自分でします」に合わせて、お弁当を児童が作れるように、簡単にできるおかずのレシピを毎号載せています。
東京都新宿区立落合第四小学校 学校栄養職員・長尾美津江先生
給食は、栄養士からのメッセージがたくさんこめられています。毎日の「給食つうしん」や毎月の献立表、給食だよりを通してその想いを伝え、食への関心を高め、食を大切にする気持ちを育てていきたいと考えています。給食だよりの裏面では、その月の献立から1品を「親子で作ろう給食レシピ」としてイラストつきで掲載しています。親子で料理を作るきっかけになってほしいと思います。
東京都荒川区立汐入小学校 学校栄養職員・宮島則子先生
本校の給食の基本である「ご・ず・こん」&「カミカミ」を、家庭でも実践してもらうため常に啓発しています。そして「がん予防」を小学生から意識させ、生活習慣の大切さを伝えたいものです。8年間飼育していたヤギのプラムが、6月から馬頭で休耕地再生のため一役買っていましたが、残念ながら11月1日に他界。今回の給食だよりには、プラムが暮した馬頭の米とキウイを給食で使うことをお知らせしました。
東京都渋谷区立本町中学校 栄養教諭・細野清美先生
子どもたちの「和食」離れや「白飯」離れが目立つようになったのは、いつ頃からでしょう。白飯に汁物、おかずの三角食べ、口中調味の習慣も薄く感じられます。「ご飯に味噌汁」を基本とした食事へのこだわりは、今、給食のテーマとして日々献立に応用されています。「ご飯をしっかり食べる子」へ、ご飯に合う「和」の副菜、汁物は「生きる力」を授けてくれる礎と信じています。
静岡県三島市立錦田小学校 栄養教諭・笹倉裕子先生
本校の給食は食育を推進するに当たり、学校・家庭・地域と連携をとることが大切と考えています。本年度より家庭用炊飯器を使用した完全米飯給食、生産者との交流、学校給食を活用した親子料理教室など四季を通じて、たくさんの地場産物を使用しています。魅力ある献立も考えて行きたいです。学校の食育は学校給食を中心に、子ども達が、望ましい食習慣を身につけるように推進していきたいです。
北海道旭川市立近文小学校 栄養教諭・佐藤真由美先生
「親子の会話にひとふりのエッセンスを」――食卓を囲み、食に関するふとした話題が家庭の食育の基本と考えています。おたよりを通して、旬の味、旭川市の食材を生産する方々の苦労話しや、北海道遺産の食材を紹介したりすることを大切にしています。道内産の食材を家族で見直すきっかけになるように、情報発信中です。家庭の食育の手助け、エッセンスでありたいと思います。
東京都大田区立馬込中学校 学校栄養職員・佐野ふさ子先生
日々学校給食を提供しながら心を悩ます事があります。思春期を迎えた生徒の心理も影響していると思いますが、それは残菜の多さです。そして日本中で食べ物が廃棄されている現在、考えなくてはならない大きな問題ではないでしょうか?そこで微力ながら、地球環境を守るために「もったいない」を、モーくんの力を借りてアピールする給食だよりを心がけています。
神奈川県逗子市立沼間小学校 学校栄養職員・内海真美先生
給食の時間は、子ども達が社会性を養い人間関係を築く機会となっています。また食べる体験を通して、友達との楽しい思い出とともに、食のアンテナを広げ、生活と密着した中で豊かな食習慣を身につけることができます。そのため、学校の食育は給食を原点として進めるべきだと感じています。そして子ども達だけでなく、家庭へも情報を発信することで、学校と家庭の双方から、子どもの食の力を育んでいきたいと考えています。
東京都千代田区立千代田小学校 学校栄養職員・鈴木映子先生
本校の給食は、食育推進の観点から、1.安心安全でバランスのとれた学校給食の提供、2.給食献立を活用した食指導、3.郷土に根付く食文化を伝承する、など豊かな心を養う面も含みながら実施しています。※添付のpdfデータはこのような観点から「学校給食週間」に保護者・児童に行ったアンケートと、「給食試食会」で新一年生保護者を対象に行ったアンケートの集計結果です。
東京都江戸川区立第二松江小学校 栄養教諭・大留光子先生
私たち栄養士は、給食という教材にたくさんのメッセージを盛りこんでいます。それは「味」として感覚器官や脳に伝達されてはいますが、目に見えないものです。そこで目に見えるメッセージとして、学級へ「給食通信」を届けています。これを「給食だより」に載せ家庭に紹介することで、親子のコミュニケーションづくりや食の関心等の啓発につなげられればと考えています。
東京都新宿区立戸塚第一小学校 学校栄養職員・横山博文先生
今、子どもたちの食の状況を見ると、軟食嗜好や早食いなどから「かまない・かめない子」や、塾通いなどの夜型生活から「朝食の欠食」など、さまざまな問題が見られます。子どもの頃からの食生活等の生活習慣が健康に大きく影響することから、生涯にわたって健康な生活を送れるようにとの願いで、「かむことの大切さ」や「朝食の大切さ」などを中心に「給食だより」を作成しています。
東京都足立区立舎人小学校 学校栄養職員・石井佐岐子先生
本校では毎月、郷土料理と世界の料理を取り入れたメニューや、主食や主菜の二品のうちから一品を選ぶセレクト給食を行っています。子どもたちが楽しみながら食べることで、給食に関心を持ち、食や地場産地を考えるきっかけになればと思います。食べ物が豊富に溢れている今、子どもたちにはどんなものを、どんなときに、どう食べれば良いのか、自分自身で考えて食を選ぶ自己管理力を身につけてほしいと願っています。今後は更に子どもと親が楽しんで読める、充実した給食便りを目指して頑張ります。
東京都目黒区立五本木小学校 栄養教諭・三浦恵理子先生
子どもの食育は、学校と家庭の双方で行われることが望ましいのですが、食育というと家庭では難しくとらえてしまいます。そこで、家庭で子どもに伝えてほしいことを啓発する内容を給食だよりに掲載するようにしています。また、子どもたちの食事風景や行事食の写真などを積極的に掲載し、学校でしか見られない子どもたちの姿もお知らせするようにしています。
千葉県船橋市立高根小学校 学校栄養職員・石井豊子先生
食に関する指導を行うためには、家庭との連携は欠かせません。学校から家庭に発信する食に関する情報には、参観日における授業や給食試食会、給食だよりなどがあります。中でも重要なのが給食だよりです。アンケートでは9割以上の保護者が毎回読んでおり、食の啓発の有効な手段となっています。今回は新1年生が給食を開始するにあたり家庭へのお願いのたよりです。
宮城県仙台市立西山小学校 栄養教諭・氏家幸子先生
食育の視点が多様になった現在、食に関する指導の守備範囲は大変に広くなってきました。学校給食は、学校における食育の中心となるものですが、とても栄養教諭や学校栄養職員だけで担うことは不可能です。校内では、教職員全員で取り組むことが必要ですし、保護者や地域の方の協力も大切です。そのような中での給食だよりは、食生活情報を発信する役割を担いつつも、我が校ならではのローカルなものがよいだろうと考えています。
東京都豊島区立南池袋小学校 学校栄養職員・並木英巳子先生
給食だよりは、普遍性を持ち「食育」を広い角度からとらえ、学校の独自性がでるように努めています。これからも食に関する指導目標である1.食の重要性 2.心身の健康 3.食品を選択する能力 4.感謝の心 5.社会性 6.食文化に関すること、などの取り組みを重点に推進していくことが大切です。そして、家庭で親子が一緒に読める、充実した給食だよりを目指し努力していきます。
東京都豊島区立南池袋小学校 学校栄養職員・並木英巳子先生
4年生に「わかめのパワーについて探ろう」というテーマの授業を実施致しました。海藻にはいろいろな種類や大切な働きがある事を知り、わかめ原藻を見ることで海藻に興味を持ち積極的に食べる意欲を持たせる事がねらいです。児童は原藻に驚きを見せたり、お湯に入れると色が変化していく様子を観察する事ができました。授業実施後は、給食の中でも食べる意欲を持ち貴重な経験が出来ました。
東京都渋谷区立神南小学校 栄養教諭・幸田真紀子先生
本校の給食目標「食べることに関心をもち、自分で健康をつくる子ども」を目指して、「食に関する指導の全体計画」を基に給食時間、学級活動、教科と連携をして食育を推進しています。毎月の献立は新メニューを多く取り入れ、食べ物に興味や関心をもち、味覚の幅も広げられるようにと心がけています。今月の給食だよりは、もっと魚の摂取を増やしたいと思い、魚の栄養や献立紹介を載せました。「栄養ワンポイント」では最新の食に関するニュースや旬の食べ物について、保護者に情報発信するよう心がけています。
北海道旭川市立共栄小学校 栄養教諭・山田和美先生
毎年10月に郷土料理と世界の料理を交互に実施し、今年度は郷土料理です。いろいろな地方や国の料理を給食で紹介することで、食や地場産物に関心を持ち、家庭での食材の選び方などに役立つことを願っています。家庭の事情が様々になっている現在、子どもたちは与えられたものを与えられただけ食べるのではなく、何を、いつ、どのように食べるかを考え実行できる力を身につけてほしいという思いがあります。給食だよりを通じて、家庭での食事について見つめ直し、考えるきっかけになってほしいものです。
東京都墨田区立菊川小学校 栄養教諭・銭元真規江先生
給食は人と人のふれあいの場を深めながら、成長期の子ども達の心とからだの健康をつくる、大切な食事の場。給食を通じ子ども達に伝えているメッセージや食の話題や情報、食に関する授業の様子等を家庭に発信するのが、給食・食育だよりです。家庭での食育を進める橋渡し役を目指します。9月は夏休み明けの乱れがちな食生活の改善を目的に、栄養士会でまとめたキャッチフレーズを取り入れました。時節柄、新型インフルエンザも扱いました。
千葉県市川市立南行徳小学校 学校栄養職員・大河原悦子先生
子どもたちに「生きることは食べることだ」と気づいて欲しいという思いがあります。給食は味を覚える勉強の時間です。だから嫌いなものでも一口ずつ食べることで味を覚え、「いつかは“美味しい!”と思って食べられるようになる」と教えています。そんな栄養士の思いや、子どもたちの様子、最新の食育情報などをタイムリーに伝えられるのが給食だよりです。学校と家庭を食育で繋ぐ大切なパイプラインです。
「給食だより」募集中
皆さんの「給食だより」を下記にお寄せ下さい。
送付方法
を必ず明記下さい。
送付先
〒101-8370 東京都千代田区三崎町2-9-18
理研ビタミン株式会社 業務用食品営業本部 営業推進部
『給食だより』係
お寄せいただいた『給食だより』を全て掲載するものではなく、選別(選考)の上、適宜ご紹介させていただきます。なお送付物の返却は致しませんのでご了承下さい。
※皆様の個人情報は、当サイトで紹介する際の詳細確認を目的に利用し、当該目的以外に利用することはいたしません。詳しくは弊社個人情報保護の取り組みについてをご覧ください。