2008年度給食だより
地域も巻き込んだローカル色を意識 宮城県仙台市立西山小学校 栄養教諭・氏家幸子先生
食育の視点が多様になった現在、食に関する指導の守備範囲は大変に広くなってきました。学校給食は、学校における食育の中心となるものですが、とても栄養教諭や学校栄養職員だけで担うことは不可能です。校内では、教職員全員で取り組むことが必要ですし、保護者や地域の方の協力も大切です。そのような中での給食だよりは、食生活情報を発信する役割を担いつつも、我が校ならではのローカルなものがよいだろうと考えています。
親子が一緒に読めるように 東京都豊島区立南池袋小学校 学校栄養職員・並木英巳子先生
給食だよりは、普遍性を持ち「食育」を広い角度からとらえ、学校の独自性がでるように努めています。これからも食に関する指導目標である1.食の重要性 2.心身の健康 3.食品を選択する能力 4.感謝の心 5.社会性 6.食文化に関すること、などの取り組みを重点に推進していくことが大切です。そして、家庭で親子が一緒に読める、充実した給食だよりを目指し努力していきます。
わかめのパワーについて探ろう 東京都豊島区立南池袋小学校 学校栄養職員・並木英巳子先生
4年生に「わかめのパワーについて探ろう」というテーマの授業を実施致しました。海藻にはいろいろな種類や大切な働きがある事を知り、わかめ原藻を見ることで海藻に興味を持ち積極的に食べる意欲を持たせる事がねらいです。児童は原藻に驚きを見せたり、お湯に入れると色が変化していく様子を観察する事ができました。授業実施後は、給食の中でも食べる意欲を持ち貴重な経験が出来ました。